突発性難聴

• ある日突然、片側の耳が聞こえなくなった。
• 耳鳴りがする。
• 耳の閉塞感がある。
• めまいや吐き気を伴う。
• 疲労感を感じている。

・自律運動は自然治癒力が動きとして現れたもので、人が生きている間はずっと自律運動として人体の全てのパーツが滞りなく揺れ続けています。すべての自律運動が止まるのは死の時であり、それまではこの自律運動がおき続けます。その意味で自律運動とは生命そのものであり、健康の原動力だといえます。

・自律運動は臓器や器官といった各パーツ単位で生じるほか、個々の細胞もそれぞれが動いています。すべてが滞りなく、偏りなく、ゆらゆらと自由に揺れ続けていて、体全体がひとつとしても揺れています。もしある場所でその動きに偏りがあったり、小さくなったり、あるいわ止まったりしていれば、そこでは自然治癒力が十分に働いていないということを意味します。

・自律運動を回復させると自然治癒力も回復し、あらゆる症状が改善へと向かい始めます。

病院では医療機器では確認できなかったり、確認できたとしても、問題のないレベルとして「異常なし」の診断がくだされます。

しかし病院では「異常なし」の診断でも、体は異常（見えないトラブル）があることを知っていて、それを症状として現します。

様々な症状の背後には医学的に未確認のトラブル（見えないトラブル）が存在しています。そのほとんどは医学的検査で確認できないものです。

たとえば腰痛の背後には筋肉や腱や椎間板などの問題はもちろんのこと

といった「見えないトラブル」が隠れています。

腰痛というと腰だけの問題と考えがちですが、これらの「見えないトラブル」を全て解消しなければ完全には治らないです。

このことは腰痛や肩こり、五十肩や膝痛といった筋骨格系の症状だけでなく、あらゆる症状に言えることです。

どんな症状であれ、その背後に隠れて体を蝕んでいる様々な「見えないトラブル」をすべて解消しないことには真に完治することはないです。

イネイト活性療法の施術では医学的に捉えられないトラブルも含めて、脳反射を利用した検査で明らかにします。

ある日突然、片側の耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいを伴う疾患。

• 難病（特定疾患）にも指定。
  ・40代～60代に多い。
  ・3分の1が完治。
  ・3分の1がある程度回復しても難聴が残る。
  ・残りの3分の1は治らずに終わる。
• いつに発症したとはっきりわかるのが特徴。
  ・難聴が徐々に悪化したり、日によって聞こえの程度が変ったりすることはない。
  ・約3割にめまいが起こる。
• 聞こえにくさは人によって異なる。
  ・まったく聞こえなくなる人もいれば、高音だけが聞こえなくなる人もいる。
• 聴力を回復させるには、早期に治療を受けることが大切。
• 完治しやすい条件。
  ・2週間以内に治療開始。
  ・初診時の難聴が高度（90dB）ではない。
  ・めまいがない。
  ・比較的年齢が若い。

• 伝音性難聴
  ・音を拾って増幅する器官（外耳道・鼓膜・耳小骨など）に異常が発生。
• 感音性難聴
  ・音を信号に変換し脳に伝える神経系（内耳や大脳）に異常が発生。
  ・突発性難聴、メニエール病、老人性難聴、騒音性難聴、薬剤性難聴が該当。

内耳は

• 聴覚をつかさどる蝸牛
  ・音を電気信号に変換し脳へと伝達。
  ・有毛細胞が音の振動をキャッチして電気信号に変え、脳へ送る役割。
• 平衡感覚をつかさどる三半規管
  ・リンパ液で満たされており、体が傾くことで生じたリンパ液の動きを感知すると、それを電気信号に変換し、脳へ情報を送る。
• 垂直運動の情報を伝える耳石器
  ・重力を感知する働き。
  ・頭が傾くと、この耳石がずれる。耳石器の感覚細胞がこのずれを感知して電気信号に変換し、脳に送る。

で構成。

• 耳には細かい血管があり、酸素が感覚器官に送られている。
  ・血流障害が起きると内耳の有毛細胞が壊れる。

• 音を感じ取って脳に伝える役割をしている有毛細胞が、なんらかの原因で傷つき、壊れる。
  ・内耳の循環障害。
  ・免疫力低下によるウイルス感染。
• 精神的ストレス。
  ・ストレスによる血行不良、自律神経の乱れ。
  ・疲れ、睡眠不足。

• ある日突然、急に片方の耳の聞こえが悪くなる。
  ・重症の場合、全然聞こえなくなる。
  ・軽症の場合、何となく耳のつまった感じ。
• 耳鳴りや難聴、耳の閉塞感。
• めまいや吐き気
  ・景色や自分のからだがぐるぐる回る。
  ・内耳は体のバランスを保つ平衡器官としての役割も担う。

厚生労働省では突発性難聴の診断基準を以下のように定める。

【主症状】

1. 突然の難聴。文字通り即時的な難聴、または朝、眼が覚めて気付くような難聴。ただし、難聴が発生した時「就寝中」や「作業中」など、自分がその時何をしていたかを明言できるもの。
2. 高度な感音難聴。
3. 原因が不明、または不確実。

【副症状】

1. 耳鳴り。
2. めまい、および吐き気、嘔吐。

【診断の基準】

• 確実例
  ・主症状、副症状の全事項をみたすもの。
• 疑い例
  ・主症状の1.および2.の事項をみたすもの。